私たちの取り組み05
朝の身支度を整え、いってきます、と職場に向かう。
ひと仕事を終えたら、みんなでわいわいティータイム。
一日一日をつくりだすこのリズムが、人生を豊かにしてくれる。
たとえ、障害をもっていたとしても、“働く”というよろこびを、みんなに実感してほしい。
愛光では、ご利用者さんの個性を活かし、さまざまな創作活動をしています。
手先が器用な職人タイプは、モノづくりにチャレンジ。
陽気なムードメーカーは、チームでお花づくり。
どこか不自由な部分があったとしても、どうすればハンデを乗り越えられるか考えてみる。
ご利用者さんと職員が二人三脚で、いろんなことをやってきました。
職員の発案からはじまった〈クリエイティブワーク〉。
今では陶芸やはた織り、野菜や植物の栽培など、活動はどんどん広がっています。
これからも、いいアイデアがあれば、新しいことに挑戦するつもりです。
この取り組みは、ただのレクリエーションではありません。
制作された作品は、“メイド イン 愛光”として地域へ発信中。
街の雑貨屋さんや市役所、季節ごとのイベントなどで販売をしています。
最近では、「新作はまだですか?」なんていう声もちらほら。
愛光ブランドのファンも増えてきて、オーダーメイドにも対応しています。
〈クリエイティブワーク〉は、ただモノをつくる創作活動で終わらせたくない。
商品の売上金は、ご利用者さん自身のお給与として還元。
そして稼いだお金をもって、今度は自らがお客さんとして街へ出かけていく。
こうやって自然に、“地域社会の一員として生きていく”たのしさを味わい、
街にとけこんでいくことが、いちばん大切だと思っています。
私たちの取り組み