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インタビューインタビュー

愛光ではじめて働いたのは、中学3年生の時です。というのも、愛光のとなりにある根郷中学校に通っていた私。学校の福祉学習で、『はちす苑』に行ったのがはじまりでした。その就業体験が、すごくたのしくって。思い返してみれば、この道へ進むきっかけだったのかもしれませんね。

今では学生を迎え入れる立場になりましたが、あの頃と同じように、毎日たのしく働けています。ただ入職から時も経ち、4児の母となりました。もちろん家族との時間は大事ですが、仕事の時間だってちゃんと大事にしたい。私の場合は、働くことが生きがいというか、息抜きになっています。こうやってバランスを保てているのは、気のいい仲間や先輩たちのおかげです。妊娠をしてお腹が大きくなると、「みんな、大久保さんに荷物持たせちゃ絶対だめだよ!」なんて、オーバーなくらいに気遣ってくれます。4回目の産休をいただいた時には、申し訳ない気持ちもありましたが、「4人は大変だろうけど、みんなで復帰を待ってるよ!」と言っていただけて、すごく助かりました。現在も勤務時間やお休みを調整してもらいながら、育児に仕事に奮闘中。子どもが生まれる前よりも、毎日が充実しています。

そんな温かい職場で働いているからか、“仕事はたのしくって当たり前!”みたいな感覚があるんです。「子どもたちにも、そのおもしろさを伝えなきゃ」。最近はその想いから、なるべく子どもを職場に連れていきます。去年の秋まつりでは、長男がアイマスクを初体験し、全盲の人の世界を知りました。「ママ、目が見えないのって、こんなに大変なんだね…」。とても真剣に言うから、思わずウルッときちゃいました…。私はムリに、子どもたちへ福祉の道をすすめません。ただ親をみて、「働くのってたのしいんだ!」と感じてくれればいい。その先に、たまたま福祉業界を選んでくれたらうれしいですね。そのためにも、ママがいつも笑顔でいないと。今日もお仕事、がんばります。

INTERVIEW
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